太陽光発電と系統連系

系統連系においては、変動があまりに速すぎると他の電源による調整が追いつかなくなるという恐れがあります。

この変動への対応は、大きく二種類の変動への対応に分けられます。

①比較的短い周期(数秒~数十分)の変動について太陽光発電のような分散型電源においては、規模が大きくなって設置場所が分散するほど速い変動成分が平滑化され、電源網側での対処が容易となります。

こういった事象は太陽光発電の専門用語ではならし効果と呼ばれています。

これによって太陽光発電の系統連系の場合でもある程度の導入量まではキャパシティー的に見てもさほどの問題は無いとされています。

アメリカ等では実際にこうした太陽光発電の系統連系に関連した実験や調査が行なわれており、そうした実験や検査の結果によると、特別な対策をしなくても系統負荷の三割以上の設備容量の系統連系が可能とされているそうです。

その程度までの連系容量については、過去に行なわれた大規模な実証試験において、そこで生じた変動は電力網側の調整余力でも十分に対応可能であり、送電網全体で見ても送電コスト低減等によるメリットのほうが上回ると報告されています。

また連系する容量がある程度以上増加すると、そこでそれに応じた変動対策が必要になるとされています。

また更に将来的にはスマートグリッド等、他の発電方式、及び電力需要側も含めた系統全体での包括的対策が必要であると考えられています。

日本は土地的に太陽光発電に向いていないと言われているようですが、どうなのでしょうか。太陽光発電電気つくろっドットコム